生後91日以上の子犬には、狂犬病の予防注射と登録の義務があります。またその後も毎年1回、4月~6月に予防注射を受けて登録をします。狂犬病は人に感染し、一度発生してしまうと必ず死亡してしまう恐ろしい病気です。現在は治療法がないため、予防が極めて重要になってきます。そのため飼い犬の登録と狂犬病予防注射が義務付けられています。
日本では、1973年に「動物の保護及び管理に関する法律」が制定され、1999年に「動物の愛護及び管理に関する法律」に改正されました。動物を虐待したり、遺棄した場合は30万円以下の罰金、殺傷した場合は100万円以下の罰金または1年以下の懲役が課せられます。
動物の愛護及び管理に関する法律の基本原則である「動物が命あるものであることにかんがみ、何人も動物をみだりに殺し、傷つけ、または苦しめることの無いようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その修正を考慮して適性に取り扱うようにしなければならない」に基づいて、飼い主さんに対する責任や義務、動物を扱う業者の責任や義務、犬猫の繁殖制限などが明示してあります。
愛がん動物用飼料(ペットフード)の安全性の確保を図るため、2009年6月1日から、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)が施行されました。法律の対象となるのは犬及び猫用のペットフードです。
これにより、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売が禁止され、消費者に対して製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられます。
国の法律以外にも、各都道府県で定められた条例によって、犬の管理方法や、公園への出入りに制限があることもあります。
飼い主さんにとっては、問題のない行動と思えることが、まわりの人たちにとっては非常識で迷惑な行為であると映ることがあります。
飼い主さんがしっかりと法律やマナーを守り、迷惑をかけずに育てていくことが大切です。
■子犬の種類に応じた習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう。
■人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようしつけをしっかりしましょう。
■「リードを付けて散歩する」「糞は責任を持って持ち帰る」など、飼い主としての自覚を持った行動を取りましょう。
■むやみに繁殖させず、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの適切な措置を行いましょう。
■動物による感染症の知識を正しく持ち、自分や他人への感染を防ぎましょう。
■盗難や迷子を防ぐため、マイクロチップ、名札などをつけ所有者を明らかにしましょう。